ローランドピアノ 修理
うちにはローランドの電子ピアノがあります。
娘が幼稚園のころ、ピアノ教室に通っておりまして、練習用に中古を購入したものです。
私も学生時代教員養成課程でバイエルを弾く必要がありまして、当時を思い出しポロポロと弾いていました。
ほどなく、鍵盤のうちの一つが下りたまま上がってこなくなりました。娘もピアノ教室をやめてしまい、弾かれることのないピアノになってしまっていたのです。
楽器屋経由で修理を依頼すると鍵盤のキー一つ直すのに「2万円〜」とのことでしたが、ネットで検索すると結構自分で修理したブログがあるもので、言い換えるとそれだけ、うちと同様の不具合が頻発していることが伺えます。
暇なので、とりあえず開けてみることに。
取り出したハンマー。金属製ハンマーを包む樹脂性部材が劣化し、金属製ハンマーを保持できなくなっていました。
「ぽろっ」と分離してしまいました。二液混合型の接着剤で金属と樹脂部材を固着させ、本体に戻して終わり。
でも、自己修理はおすすめしません。ひとつの鍵盤で症状が出ているということは、ほかのすべての鍵盤にその症状が出る程度に劣化が進んでいるからです。理想は、ハンマーの全取り替えですね。
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